2012年1月19日木曜日

備え

備えあれば憂いなし。大事な事だと思う。特に、3・11を経験した後で、関東大震災クラスの地震が近いと言われている状況を前に、「備え」はとても大事な事だと思っている。

地震の怖さは、何時出てくるかわからないお化け屋敷のお化けに似ている。確実に、いつかどこかで起こることは確定しているのだが、何時かがよくわからない。その緊張と地震が発生したときに起こるであろう数多の困難。3・11で体験してしまったものだから、どんなことが起こるのか想像できてしまうのがいけない。何をしていても心の何処かで、今地震が来たらどうしようと考えている。けれども、常に全財産を背負って暮らしているわけではなく、仕事もすれば、たまには遊びにも行く。素っ裸で風呂に入っていたり、本を読んでいたり、料理をしたり…そんな時に地震が来たらどうしたらいいのだろう。何時来るかわからない恐怖、それが地震の恐ろしいところだ。

僕は、昔から山屋でもあり、山用の調理器具や、シュラフや縦走用の60リットルほどの容量のあるザックをはじめ山の小道具を持っている。いざとなればそれらの山の道具たちの活躍で焼けだされたとしても何とか生き延びることが出来るだけの備えはしている。しかし、それらの道具たちをいつも持ち歩くわけにもいかないから困ってしまう。運良く家にいるときに地震が起こったならば、僕は、さっさとリュックサックを持って逃げ出せば良い。しかし、家にいるのは1日の内せいぜい三分の一強程しかないわけで、残念ながら、確率的には家にいないときに地震に遭遇することの可能性が高そうだ。

そしたらどうすれば…悩みは尽きないわけだが、とにかく何時か必ず関東地方を巨大地震が襲い、その時には、沿岸部には津波が押し寄せ、ビルが倒壊し、火災が起きる。そうした危険から身を遠ざけるということを意識しておこう。それだけで、不意に地震に襲われても、冷静に対処できのではないだろうか。パニックに陥っていらずらに動きまわったり、泣き叫んで無駄な体力を消耗することがないだけで、生存の可能性が高くなると思うのだが、さて実際のところ、そんなに落ち着いて行動ができるものかどうか、甚だ怪しいものだということも自覚している自分に気づいてもいるのだ。

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