2011年3月2日水曜日

最後に

 10:30 から県議会でT県議が最後の質問に立つ。20年選挙のたびに応援してきたけれど、一度も議会を傍聴したことはなかった。これで議員を勇退されるので、最初で最後の傍聴に行ってみようと思った。
 議会の入り口で事務局が一般質問者の順位と質問要旨の一覧表とT県議の質問原稿を配布していた。他の議員の原稿は見当たらない。T県議の丁寧な仕事ぶりがこのあたりにも現れているのだと思った。
 傍聴席は3階で、議場は2階だが吹き抜けになっている。見下ろす形で傍聴出来る様になっているのだ。傍聴席に着くと、民主・県民クラブのS県議が「サイバーテロ対策について」発言しているところだった。
【T県議の質問の概要】
①JX日鉱日石エネルギー(株)水島製油所による「煤塵濃度データ偽装事件」
 1980年2月以降、煤塵濃度の測定を行なっていないにもかかわらず、これを実施しようように記録していたもの。大気汚染防止法の権限が倉敷市に移管されているとはいえ、県の環境行政にとっては汚点となる事件である。
②住宅リフォームに対する財政誘導も含めた推進策
 国の『住生活基本計画』の中で、「住宅は、都市や町並みの重要な構成要素であり・・・社会的性格を有するもの」と指摘されている。家を建てては壊す社会から、良い家をつくりきちんと手入れして長く大切に使う」社会へと移行するためにも財政誘導含めた推進策の具体化を求めた。
③TPPに対する反対運動と県の立場
 JAを中心に「参加阻止」の運動がひろがりを見せ、日本医師会も「TPPは、日本に、自由価格の医療市場を生み出そうとする外国資本の狙いに沿ったものであり、国民皆保険を守るためにTPPに参加してはならない」と主張している。「混合診療の全面解禁」「医療ツーリズム」「株式会社の医療への参入」「外国人医師」等々。
 そもそもTPPは、農業や工業分野だけではなく、労働、安全、医療など様々な分野で、人・モノ・金の自由化を進めるもの。県として「参入阻止」の立場を明確に!
④県単独の障害者医療費公費負担制度の問題
●対象 身体障害者手帳2級まで・・・3級まで認めている県が多い
●所得制限 老齢福祉年金適用(年間159万円)低い・・・香川県は特別障害手当て360万円
●自己負担 低所得者対策、上限設定はあるが基本1割負担・・・広島県などは1医療機関1日200円
●年齢制限 新規65歳は除外・・・年齢制限は岡山県だけ
⑤苫田ダム・・・10万トンの水余りと毎年6億円の税金投入
・・・以下略・・・
 渾身の質問と言ってよい。良い質問だった。議場を出て「初めて傍聴させていただきました。20年間お疲れ様でした。そしてご苦労様でした。」とメールを送った。

 午後は、通常総会前の最後の理事会。通常総会で退任する僕にとっては、文字通り、OMCでの最後の理事会となる。
 専務理事とはいえ、すでに実務的には事務長に譲ってきているので、理事会での役割はほとんどないのだけれど・・・。それに、今日の理事会は、総会議案の確認がメインテーマで、あまり議論になるところもない。

 議論が集中したのは、M君の件だった。事の発端は、T病院からOMCの医材供給に係わって質問状が来たことによる。質問の内容は、次の通り。
①消費アラートの点灯した医療材料リストの提出
②部署ごとの定数を設定している医材の回転率のチェック
③定数外の医材の購入金額上昇
④医療材料の購入価格の全国的な水準はどのレベルか
⑤新規採用された医療材料の価格交渉
⑥共通医材を拡大する努力
⑦ペースメーカーなど高価で価格が出にくいもののメーカー選定と交渉
⑧PTCA関連の医材の整理(採用されているメーカーが多すぎる)
⑨医材の値引き交渉の効果
⑩院内SPDの模索
⑪情報交換の不足
 これを見れば一目瞭然、M君が単なる運び屋でしかなく、T病院の戦略的意思決定に資するような情報の提供やメーカー・卸との関係づくりができていないことがわかる。しかも、この質問に対する回答をM君とY君のところで作ったのだがこれがまた話にならない代物だった。
 そんなことで、M君については、主任としては使えないという判断で、⑩にある院内SPDの模索の中で、M君をT病院の用度課に出向させ、管理ラインの中で医材供給の仕事をさせる方向で検討を始めた。そんな矢先、車の運転免許証が失効していることが判明したのだった。しかも、1年数ヶ月前に免許証の有効期限が切れており、救済を受けることもできず、もう一度、一から免許を取らなければならないことが明らかになった。

 この間、無事故無違反で来れたのが不幸中の幸いで、大問題にはならなかったが、配送を含め車に乗ることが必須の職場であり、無免許では仕事にならない。
 「住民票を移していないということだけで処分することはできない」「事故を起こしていないから社会的な問題にはならなかったが、もし事故を起こしていれば理事の管理責任は免れなかった」「運転免許証を持っていることを採用条件にしていないのか」・・・様々な意見が出された。同時に、M君の始末書についても、「反省が読み取れない」「定型的な始末書にワープロでチョロチョロっと書いただけ」「始末書は手書き」など厳しい意見が相次いだ。
 結論的には
①事の顛末を含めて、M君には始末書の再提出を求める
②免許証の失効に対する懲戒処分と、仕事上のサボタージュの問題は分けて考え、次回理事会で再確認する。
③就業規則の見直しを行う。 例)採用条件に自動車免許を持っていることを入れる、など
④T病院のSPDについて院内SPDの検討も含め見直しが進む。結果次第で対応も異なるので、当面、Sシステムから出張所に人を派遣してもらい出張所の体制を維持する。
⑤4月1日付けでM君は主任を解任、医材センター勤務を命ず。

 最後の理事会で議論になったのが職員の懲戒処分案件であったことが僕の指導力を象徴しているようで残念だった。

 夜、携帯電話の名義変更用紙を記入。料金プランは、次のように申し込んだ
①ホワイトプラン 月額980円
 1時から21時まで、ソフトバンク同士の通話とメールが使い放題となる。
②Wホワイト 月額980円
 21時から1時までのソフトバンク同士の通話が10.5円/30秒(半額)となる。
 他社の携帯電話との通話料が終日10.5円/30秒(半額)となる。
③S!ベーシックパック  月額使用料315円
 パケットし放題を申し込む場合、これを申し込まなければならない。
④パケットし放題 定額料月1,029円
 12,250パケットまで1,029円 ⇒ 52,500パケットまでは1パケット0.084円 最大4,410円/月

 これでいくと、定額部分が最低で3,304円、メール等の使用量で最大6,685円となる。後は、通話料がどれだけかかるかということだ。こんなことでもない限り、携帯電話のランニングコストを気にすることなどなかったと思うが、いい機会だった。

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