2011年2月1日火曜日

青森出張

 5時過ぎに起床。上様に岡山空港まで送ってもらう。ターミナルビル2階のレストランシャンロンでモーニングメニューから和定食を選択。食事を済ませ、手荷物検査所を通って搭乗口へ。

 JALのJクラスの席を予約している。1列が4人掛けなので、席に余裕がある。人よりやや大きめの体系の僕は、普通の席だと隣と密着することになってしまって、お互いに気まずいのである。ゆったりした椅子なのでそのまま居眠り。目が覚めたら羽田空港近くまで来ていた。

 羽田空港で1時間余時間を潰し、再びJALで青森空港へ。青森空港は雪の中。上空で滑走路の除雪が済むまで20分ほど旋回した後、モノトーンに沈む青森空港に着陸した。青森空港からはJRバス空港線で青森市内に移動する。青森空港11時40分発のバスが、僕の乗った飛行機が着陸するのを待っていてくれた。さらに、もう一便着陸を待っている飛行機がいるようで、結局12時過ぎに青森空港を出発した。

 あおもり協立病院に行くには、農協会館前で降りればよかったのだけれど、地名の『大野』を覚えており、大野十文字でおりたため、バス一駅分を歩くことになった。車道の雪が歩道との間に山積みされ、歩道は人が一人やっと通れるくらいの通路が確保されているだけだ。背丈より高い雪の壁の間を病院に向けて歩く。雪道というのは、普通の道よりも筋肉を使う。バス一駅分しか歩いていないのに、足がだるい。受付で「岡山のK野と言いますが、T崎さんはいらっしゃいますか?」と声をかける。「さっき昼食に出て行きましたけど。」というので、玄関脇のソファーで待たせてもらうことにした。
 『風の良寛』を読みながら待つことしばし、若い男の子が「あの~、私、T崎ですが・・・」と、おそるおそる声をかけてきた。明らかに別人である。「E組合のT崎さんをお願いしたのですが!」と返事をする。強張っていた顔の表情が緩み、受付の女性に「用度のT崎さんだよ。」と声をかける。電話で呼んでもらうと直にT崎さんがやってくる。僕は、T崎という苗字は変わっているので、一人しかいないものと思い込んでいた。T崎さんに聞くと、「病院に二人いる。」という。要らない時間を過ごすことになった。

 用度課に案内してもらって、土産の日本酒を渡し、ホテルまで車で送ってもらう。ホテルのチェックインは15時なので、そのまま食事のできるところを探して青森駅前をウロウロしていたら『おさない食堂』を発見。何となく雰囲気が出ている店である。入ってみると、創業50年?という歴史を刻んできたお店で、昼飯時をだいぶ回っていたけれど僕のほかに4組の客がいて食事をしている。サラリーマン風の背広姿の中年男性が二人、60過ぎと思しき老夫婦と、30代のカップル。
 僕はとりあえず「姉さん、辛口の酒は何かないですか?」と聞いてみた。「『じょっぱり』がいいですよォ」というのでそいつを注文しておいてメニューを見る。活きホタテの味噌焼き定食というのが目にとまり、そいつを注文する。
 じょっぱりは「強情っぱり」につながっているのだろう。辛口のすっきりとした酒だ。帆立貝の味噌焼き定食、主菜の活帆立の味噌煮は塩分が多めだけれど酒肴には旨い。箸でちょっとづつ口に運び、酒を飲む。帆立貝の旨味、味噌の風味と濃い目の塩味が渾然一体となって口の中に広がる。そこに、風雪に耐える青森県人を髣髴とさせる強情な酒を含む。濃厚な帆立貝の味噌焼きが辛口の酒とともに胃の腑におさまっていく。口中がすっきりとしたところへまた帆立貝の味噌焼きを食う。その繰り返しでジワリと酔いが回っていく。この瞬間が幸せなんだなぁ・・・。
 15時過ぎまで呑んで、今日の宿、東横インにチェックインする。事務局のHさんたちが来るのを待つ間、しばし昼寝。夕方、MMCのH田さん、事務局のHさん、青森事業協のT崎さん、それに僕の4人で、T崎さんの行きつけの居酒屋に呑みに出て、地酒と、地魚を堪能する。

羽田空港で青森行きの飛行機を待っていたら窓の外に富士山が見えた。

空港の写真を撮る女の子

青森は雪の中だった

歩道橋の上から車道を行く車を撮る
車道に雪が積りノロノロ運転をする車

古いビルが雪の重さでつぶれたと言うニュースを聞いた
これだけ積れば、そういうこともあるかもしれない

買い物帰りのおばあさんの後姿
どかした雪が山に積まれている

青森の地酒『じょっぱり』

帆立の味噌焼き定食

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